Insta360の小型カメラを買おうとすると、現在は「GO Ultra」と「GO 3S」のどちらを選ぶかで迷いやすいと思います。
公式ストアで確認すると、2026年10月1日時点でGO Ultra通常版は64,800円、GO 3Sの64GB通常版は48,900円。価格差は15,900円です。
ただ、単純に「新しいGO Ultraの方が上」とは言い切れません。GO Ultraは画質やバッテリーがかなり強化された一方、本体は重くなり、内蔵ストレージもなくなっています。
この記事では、実機レビューではなく、Insta360公式の仕様・販売情報をもとに「15,900円多く払うと何が変わるのか」を中心に整理します。
DJIの小型カメラも候補なら、GO UltraとDJI Osmo Nanoの比較もあわせて確認できます。
価格と軽さを優先したい場合は、GO Ultra登場後でもGO 3Sを買う価値があるかも整理しています。
まず結論:画質と電池ならUltra、軽さと価格ならGO 3S
ざっくり分けると、GO Ultraは画質・バッテリー・保存容量の自由度を重視する人向け。GO 3Sは、とにかく小さく軽く、価格を抑えたい人向けです。
| 比較項目 | GO Ultra | GO 3S |
|---|---|---|
| 公式価格 | 64,800円 | 48,900円(64GB) |
| 発売日 | 2025年8月21日 | 2024年6月13日 |
| 本体重量 | 52.9g | 39.1g |
| センサー | 1/1.28インチ | 1/2.3インチ |
| 通常動画 | 最大4K60fps | 最大4K30fps |
| 本体バッテリー | 約70分 | 約38分 |
| ポッド併用 | 約200分 | 約140分 |
| ストレージ | microSD・最大2TB | 64GB / 128GB内蔵 |
※価格は2026年10月1日にInsta360日本公式ストアで確認。バッテリー時間はメーカー所定のテスト条件による公称値です。
一番大きい違いは画質
GO Ultraは1/1.28インチセンサーを搭載し、GO 3Sの1/2.3インチよりかなり大型化しています。通常動画もGO Ultraは4K60fpsまで対応するのに対し、GO 3Sは4K30fpsまでです。
動きのある子ども、旅行、スポーツなどを滑らかに撮りたいなら、ここはGO Ultraの分かりやすい強みです。一方、日常の記録を4K30fpsで撮れれば十分という人なら、GO 3Sでも用途を満たせる可能性があります。
バッテリーはGO Ultraがかなり強い
公称値では、カメラ単体の連続撮影時間がGO Ultra約70分、GO 3S約38分。アクションポッド込みではGO Ultra約200分、GO 3S約140分です。
特にカメラ単体で胸元などに付けっぱなしで撮影したい場合、約32分の差はかなり大きいです。
ただし軽さはGO 3Sが有利
GO Ultraのカメラ本体は52.9g、GO 3Sは39.1gです。差は13.8g。
数字だけ見ると小さな差ですが、帽子・服・磁気ペンダントなどに装着するカメラなので、普通のカメラ以上に重量差を意識しておきたいところです。
「できるだけ存在感なく付けたい」という使い方なら、旧型のGO 3Sにも明確なメリットがあります。
GO UltraはmicroSDが必要。実際の価格差は15,900円以上
購入前に特に注意したいのがストレージです。
GO 3Sには64GBまたは128GBのストレージが内蔵されています。一方、GO Ultraには内蔵ストレージがなく、microSDカードを別途用意する方式です。容量選びは、GO UltraのmicroSDカードは何GBがいいかで詳しく整理しています。
そのため、64GB版GO 3Sとの本体価格差は15,900円ですが、microSDカードを持っていない場合は実際の導入価格差はもう少し広がります。
反対に、撮影量が多い人にとってはカードを交換できるGO Ultraの方が使いやすいでしょう。容量を後から増やせるのは大きなメリットです。
GO 3Sのアクセサリーを持っていても流用できない
GO 3Sから買い替える場合は、アクセサリーの互換性にも注意が必要です。
Insta360公式によると、GO Ultraはレンズ構造、磁気マウント、本体サイズがGO 3Sと異なるため、GO Ultra用とGO 3S用のアクセサリーは相互互換ではありません。
GO 3Sですでにマウントやケースなどを揃えている場合、カメラ本体以外の買い替え費用も考えておいた方がよさそうです。
GO Ultraが向いている人
- 4K60fpsで撮りたい
- できるだけ長時間撮影したい
- 暗所を含めて画質を重視したい
- microSDを交換しながら大量に撮影したい
- GO 3S用アクセサリーをほとんど持っていない
GO 3Sが向いている人
- できるだけ安くInsta360の小型カメラを使いたい
- 本体の軽さを最優先したい
- 4K30fpsで十分
- 内蔵ストレージの手軽さを重視したい
- すでにGO 3 / GO 3S系アクセサリーを持っている
15,900円差を払う価値はある?
仕様だけで比べると、画質とバッテリーを重視するならGO Ultraの15,900円差には十分理由があります。
特に、4K60fps・大型センサー・単体70分のバッテリーは、GO 3Sから明確に変わった部分です。
ただし、GO Ultraは13.8g重くなり、microSDの購入が必要で、GO 3S用アクセサリーも流用できません。小型カメラらしい軽さと価格を優先するなら、GO 3Sを選ぶ理由は今も残っています。
「新型だからUltra」ではなく、画質・撮影時間に追加費用を払うか、軽さと価格を取るかで選ぶと分かりやすいです。
今回確認した公式情報
確認日:2026年10月1日。価格や仕様は変更される可能性があるため、購入前に公式サイトも確認してください。


コメント