自転車用の後方ドラレコを探すと、候補に入りやすいのがtooocycling DVR80、Garmin Varia RCT715、Cycliq Fly6 Proです。
どれも後方を録画できるリアライト一体型ですが、価格・重量・録画時間・レーダー・スマホ連携などはかなり違います。
この記事では2026年10月2日時点の公式・正規取扱情報をもとに、「できるだけ軽く長時間録画したい」「後方車両も検知したい」「4Kで残したい」といった目的別に違いを整理します。
まず3機種の違いを比較
| 比較項目 | DVR80 | Varia RCT715 | Fly6 Pro |
|---|---|---|---|
| 価格 | 29,700円 | 62,800円 | US$379 |
| 重量 | 約90g | 147g | 151g |
| 最大解像度 | 1080p/60fps | 1080p/30fps | 4K/30fps |
| 画角 | 105° | 140° | 145° |
| 録画時間 | 最大約9時間 | 録画+ライト+レーダーで最大約4時間 | 最大約7時間 |
| リアライト | 80lm | 最大65lm | 100lm |
| 後方レーダー | なし | あり | なし |
| スマホ連携 | なし | あり | あり |
| 防水 | IPX5相当 | IPX7 | IP67 |
| 付属microSD | 32GB | 16GB | 64GB |
| 日本での入手 | 国内販売あり | 国内正規販売あり | 公式海外通販が中心 |
※Fly6 Proは2026年10月2日時点で公式サイトUS$379。日本への送料は公式案内で2,500円です。為替や関税等で実際の支払額は変わります。
DVR80:軽さと長時間録画が一番分かりやすい
DVR80の強みは、約90gという軽さと最大約9時間の録画時間です。
1080p/60fpsに対応し、80ルーメンのリアライトも一体化。価格は29,700円なので、3機種の中では購入しやすい位置にあります。
一方でWi-Fiやスマホアプリはなく、後方レーダーもありません。映像確認は基本的にパソコンやmicroSDカードを使うシンプルな方式です。
詳しい取付条件や弱点は、DVR80を詳しく比較した記事で整理しています。
DVR80とGarminの2機種に絞るなら、DVR80とVaria RCT715の比較で価格差33,100円の中身を詳しく整理しています。
長距離サイクリング中の故障で自走できなくなった場合に備えるなら、Cycle CallのS・M・Lプラン比較もあわせて確認できます。
Varia RCT715:後方レーダーまで1台にまとめたい人向け
Varia RCT715は、カメラ・テールライトに加えて後方レーダーを搭載しています。
後方から接近する車両を検出し、対応するGarminデバイスやスマートフォンへ通知できます。事故を検出した場合に映像を自動保護する機能もあります。
録画は最大1080p/30fps。重量は147g、価格は62,800円です。
カメラだけを考えるとDVR80やFly6 Proより高価ですが、「後方の映像を残す」だけでなく「車が近づいていることを知る」機能まで欲しいなら、他の2機種にはないメリットがあります。
Fly6 Pro:4K画質とスマホ連携が強い
Fly6 Proは最大4K/30fps、画角145°、6軸電子手ブレ補正に対応しています。
最大100ルーメンのリアライト、最大約7時間の連続使用、事故時に映像を保護するIncident Protection Modeも搭載。Wi-Fi経由でCycliqPlusアプリへ映像を転送できます。
画質とアプリ連携を重視するならかなり魅力がありますが、日本で買う場合は注意点があります。
Fly6 Proは国内代理店の取り扱いが終了している
以前はインターテックが日本国内でCYCLIQ製品を扱っていましたが、2026年1月30日をもって国内取り扱いを終了しています。
2026年1月31日以降、技術的な問い合わせや補修パーツの相談はCYCLIQ本社へ直接問い合わせる形です。公式サイトは現在も日本への配送に対応しており、送料は2,500円と案内されています。
国内サポートの受けやすさを重視するなら、DVR80やGarminの方が分かりやすいです。
海外版Fly6 Proを買うなら技適も確認したい
Fly6 ProはWi-FiとBluetoothを搭載しています。
日本国内で無線機器を使う場合は、技適マークの確認が重要です。以前に国内正規輸入されたモデルと、現在海外から直接購入する個体が同じ認証状態とは限らないため、購入前に実際の製品が日本の技術基準適合表示を持つか販売元へ確認した方が安心です。
ここは「海外公式から日本へ発送できる=そのまま国内で無線機能を使える」とは考えない方がよいです。
軽さで選ぶならDVR80
重量はDVR80が約90g、Varia RCT715が147g、Fly6 Proが151gです。
ロードバイクで少しでも重量を抑えたいなら、DVR80はかなり分かりやすい選択肢です。
特にロングライドでは、約60gの差に加えてDVR80の最大約9時間という録画時間も効いてきます。
画質で選ぶならFly6 Pro
最大解像度ではFly6 Proが4K/30fpsで一番高く、145°の広角と電子手ブレ補正にも対応しています。
DVR80は1080p/60fpsなので動きの滑らかさ、Fly6 Proは4Kによる細かさという違いがあります。
Varia RCT715は1080p/30fpsですが、画角140°で事故時の自動保存やレーダー機能があります。単純な解像度だけではなく、何を優先するかで選び方が変わります。
長時間録画ならDVR80
公称の最大連続使用時間ではDVR80が約9時間、Fly6 Proが約7時間です。
Varia RCT715はレーダー・テールライト・カメラ録画を併用すると最大約4時間です。
一日走るロングライドで「帰るまでずっと後方を録画したい」なら、DVR80はかなり相性がいいです。
後方レーダーが欲しいならVaria RCT715
3機種の中で後方レーダーを搭載しているのはVaria RCT715だけです。
後ろから車が接近していることを早めに知りたいなら、録画機能以上にこの差が大きいです。
特にGarmin Edgeをすでに使っている人は、Variaとの連携まで含めて検討する価値があります。
3機種はこんな人に分かれる
- DVR80:軽さ・長時間録画・国内購入のしやすさを重視
- Varia RCT715:後方レーダー・Garmin連携まで1台で欲しい
- Fly6 Pro:4K画質・手ブレ補正・スマホ連携を重視し、海外購入や英語サポートも許容できる
どれを選ぶかは「録画以外に何が必要か」で決めやすい
後方ドラレコとして最低限しっかり録画できればよく、軽さとバッテリーを重視するならDVR80。
価格が上がっても後方レーダーまで欲しいならVaria RCT715。
4K画質やアプリ連携を重視するならFly6 Proが候補になります。ただし現在の日本では購入後のサポート体制と無線機能の技適確認まで含めて考える必要があります。
今回確認した公式情報
確認日:2026年10月2日。価格・仕様・販売状況・サポート体制は変更される可能性があるため、購入前に各公式ページも確認してください。


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