自転車用の後方ドラレコを国内で選ぶなら、tooocycling DVR80とGarmin Varia RCT715はかなり方向性の違う2機種です。
2026年10月2日時点の価格は、DVR80が29,700円、Varia RCT715が62,800円。差は33,100円あります。
この3万円以上の差で増えるのは、主に後方レーダー、スマホ連携、事故時の映像保護、防水性能です。
この記事では実機レビューではなく、メーカー公式情報をもとに、DVR80とVaria RCT715のどちらが自分に合うか判断しやすいように比較します。
結論:録画優先ならDVR80、接近車両の検知まで欲しいならVaria
DVR80は「軽く、長時間、後方を録画する」ことに強い製品です。
一方のVaria RCT715は、後方を録画するだけでなく、接近する車両をレーダーで検出してライダーへ知らせることができます。
そのため、どちらが上というよりも、「記録」が目的なのか、「記録+接近車両の検知」まで必要なのかで選びやすいです。
| 比較項目 | DVR80 | Varia RCT715 |
|---|---|---|
| 価格 | 29,700円 | 62,800円 |
| 価格差 | 33,100円 | |
| 重量 | 約90g | 147g |
| 録画 | 1080p 30/60fps | 1080p / 720p 30fps |
| 画角 | 105° | 140° |
| 録画時の稼働時間 | 最大約9時間 | 点灯+録画で最大約4時間 |
| リアライト | 80ルーメン | 最大65ルーメン |
| 後方レーダー | なし | あり |
| スマホ連携 | なし | あり |
| 事故時の映像保護 | なし | あり |
| 防水 | IPX5相当 | IPX7 |
| 付属microSD | 32GB | 16GB |
価格差は33,100円
DVR80は29,700円、Varia RCT715は62,800円なので、価格差は33,100円です。
VariaはDVR80の2倍以上の価格なので、「カメラ性能だけ」で比べると割高に見えます。
ただしVaria RCT715は、後方レーダー、Bluetooth、ANT+、Wi-Fi、Variaアプリ、事故時の映像自動保護まで含んだ製品です。
つまり33,100円の差は、画質アップ代というより安全支援機能と連携機能を追加する価格と考える方が分かりやすいです。
軽さはDVR80が57g有利
DVR80は約90g、Varia RCT715は147gです。
差は57gあります。
一般的な自転車なら大きな差ではありませんが、ロードバイクで装備をできるだけ軽くしたい人にはDVR80の方が魅力があります。
録画時間はDVR80がかなり長い
DVR80は最大約9時間の連続使用が案内されています。
Varia RCT715は、レーダー・テールライト・カメラ録画を使った場合、最大約4時間です。
一日走るロングライドでは、この差はかなり大きいです。途中充電をせず、できるだけ長時間後方を録画したいならDVR80が分かりやすく有利です。
録画の滑らかさはDVR80、広さはVaria
DVR80は1080pで60fpsまたは30fpsを選べます。Varia RCT715は1080pまたは720pの30fpsです。
フレームレートではDVR80が有利です。
一方でカメラ画角はDVR80が105°、Varia RCT715が140°なので、左右を広く映せるのはVariaです。
「60fpsだからDVR80の方が映像としてすべて上」というわけではなく、滑らかさを取るか、広い範囲を記録するかの違いがあります。
Varia最大の違いは後方レーダー
Varia RCT715を選ぶ一番大きな理由は、カメラではなくリアビューレーダーです。
後方から接近する車両を検出し、対応するGarmin Edgeやウェアラブル、Variaスマートフォンアプリへ表示できます。
Garminの発売時案内では、約140m後方から接近する車両を検知すると説明されています。
DVR80にはこの機能がありません。DVR80は「後から映像で確認する」機器、Variaは「後方を記録しながら、走行中にも接近を知らせる」機器という違いがあります。
事故時の映像保護もVariaにはある
Varia RCT715にはオンボード加速度計があり、事故を検出した場合に映像を自動で保護します。
ドラレコとして使う以上、必要な場面の映像を上書きされにくくする仕組みはありがたい機能です。
DVR80はシンプルなループ録画方式なので、この点はVariaの方が高機能です。
スマホで映像を見るならVaria
DVR80にはWi-Fi機能がありません。
映像確認は基本的にパソコンへ接続するか、microSDカードを読み込んで行います。
Varia RCT715はWi-Fi、Bluetooth、ANT+に対応し、Variaアプリからカメラ操作や動画転送ができます。
ライド後すぐスマホで映像を確認したい人には、Variaの方がかなり楽です。
雨への強さもVariaが上
DVR80はIPX5相当、Varia RCT715はIPX7です。
どちらも自転車用途を想定した防水性能がありますが、規格上の防水性能はVariaの方が高くなっています。
雨天でも使う機会が多いなら、この差もVariaを選ぶ理由になります。
リアライトはDVR80の方が最大値は明るい
DVR80は80ルーメンのリアライトを搭載しています。
Varia RCT715は点灯20ルーメン、ナイトモード29ルーメン、デイモード65ルーメン、ペロトンモード8ルーメンです。
最大ルーメンだけならDVR80の方が上ですが、Variaは状況に応じた複数のモードとレーダー連携を持っています。
DVR80を選びやすい人
- 約3万円以内で後方ドラレコを付けたい
- ロングライドで長時間録画したい
- できるだけ軽い方がいい
- 1080p/60fpsで録画したい
- アプリや後方レーダーは不要
Varia RCT715を選びやすい人
- 後方から来る車両を走行中に知りたい
- Garmin Edgeを使っている
- スマホから動画を確認したい
- 事故時の映像自動保護が欲しい
- 防水性能も重視したい
33,100円多く払う価値はどこにある?
Varia RCT715の価格差33,100円は、カメラ性能だけに払う金額ではありません。
後方レーダー、Garmin連携、スマホアプリ、事故時の自動映像保護、より高い防水性能をまとめて追加する費用です。
逆に、目的が「長時間の後方録画」であれば、DVR80は価格・重量・バッテリーのバランスがよく、無理にVariaまで上げる必要はありません。
ほかの候補も含めたい場合は、自転車用後方ドラレコ3機種比較でCycliq Fly6 Proも含めて整理しています。
DVR80単体の取付条件やmicroSD、弱点は、DVR80の詳細記事で確認できます。
今回確認した公式情報
確認日:2026年10月2日。価格・仕様・販売状況は変更される可能性があるため、購入前に各公式ページも確認してください。


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