精米歩合0.85%が生んだ、かつてない日本酒体験
日本酒の世界には「大吟醸」という最高峰のカテゴリが存在しますが、その常識を根底から覆す一本が登場しました。それが、新澤醸造店が造る「零響(れいきょう)」。精米歩合0.85%という、まさに“米の芯”だけを使ったこの日本酒は、日本酒の未来を切り拓く存在です。

極限の挑戦が生んだ、世界最高精米の酒「零響」とは
零響は、お米の99.15%を削り、残された0.85%のみで醸された奇跡の一本。その精米には、221日(5297時間)という気の遠くなる時間と最新精米機が必要とされます。雑味を極限まで取り除きながらも、あえて香りを出す酵母を使わず、米そのものの味を追求したその姿勢には、作り手の強い哲学が感じられます。
震災からの復興と情熱が結晶した逸品
この酒を造った新澤醸造店は、宮城県にある老舗の蔵元。五代目・新澤巖夫氏は、蔵が経営難だった時代に自ら杜氏として立ち上がり、味で勝負する酒造りへと改革を遂げました。
しかし、2011年の東日本大震災で蔵は全壊。それでも「No.1の酒を造る」という信念を捨てず、新たな拠点で技術を進化させ続けました。
その結晶が、2018年に誕生した精米歩合0%台の「零響」。当初は酒税法の想定を超えた存在として、税務署とのやりとりを経て“法律を変えた酒”としても話題を呼びました。
儚くも鮮烈な味わい──お米の芯だけが描く美
零響の味わいは、まるで“日本酒のオートクチュール”。
マイナス5℃の氷温で熟成され、苺や葡萄のような繊細な香りが漂い、口に含むとまるでベルベットのような滑らかさ。そして味わいは一瞬で消え、長い余韻だけを残します。これはまさに、米の中心だけを味わうという新澤氏の執念と10年以上にわたる試行錯誤の成果です。
特別な瞬間にふさわしい「No.1の贈り物」
零響はただの酒ではなく、「記憶に残る体験」を贈る一本。
高級感ある専用ボトルと、伝統技法の組子細工でつくられた特注の桐箱は、まるで宝石のような存在感。
結婚式や人生の節目、企業の記念行事、自分への最高のご褒美など、“人生のハレの日”を彩るにふさわしい逸品です。
入手方法と楽しみ方:希少な一本を最高の状態で
零響は国内限定333本という超希少品。冷蔵庫、特にマイナス5℃での保管が推奨されています。
飲む際は冷蔵庫から出して10℃前後になるまで待ち、大きめのワイングラスで香りを楽しむのがおすすめ。相性の良い料理は、白身魚の刺身、貝類、牛タン、ブルーチーズ、そしてなんとメロンとも好相性です。
商品に同梱される「SAKEカタログ」には、造り手の想いや飲み方のコツも詳しく掲載されており、深い理解と共に味わうことができます。
まとめ:日本酒の未来を拓く「零響」
零響は、日本酒という枠を超えた“芸術品”。その背後には、蔵人たちの技術、執念、そして震災からの復興という深いストーリーが詰まっています。
「最高の日本酒を贈りたい」「人生に残る一本を味わいたい」と願うすべての人に、零響はその期待を超えて応えてくれるでしょう。

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